Googleマップの写真は何を載せる?店舗撮影の実務チェックリスト

店舗オーナーとGoogleマップ掲載用の外観写真を撮影するカメラマン

Googleマップで店を探したとき、住所は合っているのに入口が分からない。

店内の雰囲気や、誰が対応するのかも見えない。

そんな状態では、来店前の小さな不安が残ります。

写真で先に答えたいのは、場所、空間、人、商品やサービスの4点です。

きれいな一枚を選ぶより、お客様が店へ着いてから利用するまでを順番に見せるほうが実用的です。

目次

最初に撮るのは、来店までの道しるべ

まず必要なのは外観です。

看板を正面から撮るだけではなく、お客様が歩いてくる方向や駐車場から見える角度でも撮ります。

Googleも、外観写真は来店時に店舗を見つけやすくするために役立つと案内しています。

福岡の路地沿いの店舗やビル内の事業所なら、曲がり角、建物の入口、階数表示も一緒に残しておくと迷いにくくなります。

昼と夜で見え方が変わる店は、営業時間に合わせて両方を用意します。

店舗の空気が伝わる5種類の写真

撮影日は、次の5種類を一度に揃えると漏れを防げます。

  1. お客様が近づく方向から見た外観。
  2. 入口から見た受付や店内。
  3. スタッフが実際に接客や作業をしている場面。
  4. 代表的な商品、料理、施術、設備。
  5. スタッフの自然な表情が分かる写真。

写真単体の格好よさより、初めて来る人が知りたい順番を優先します。

スタッフ写真も、壁の前に並ぶ集合写真だけでなく、普段の仕事中の距離感が分かる場面を混ぜます。

Googleの公式ヘルプでも、外観、店内、商品、サービス、チームなど、業種に合う写真の掲載例が示されています。

スマートフォン撮影でも外せない基準

機材より先に整えたいのは、明るさと水平です。

窓だけが白く飛んだ写真や、棚が傾いた写真は、実際の空間をつかみにくくします。

店内の照明をつけ、レンズを拭き、目線の高さで一枚撮ってから構図を変えます。

広角を使いすぎて部屋を実際より広く見せたり、強いフィルターで色を変えたりするのは避けます。

Googleは、ピントと明るさが確保され、大幅な加工や過度のフィルターを使わず、雰囲気をありのまま伝える写真を推奨しています。

Googleビジネスプロフィール向けの推奨形式はJPGまたはPNGで、推奨解像度は縦横720ピクセルです。

撮影データは高解像度で保管し、掲載用を書き出す運用にすると、ホームページやSNSにも展開しやすくなります。

SNSとホームページの印象を揃える手順も、写真の色や言葉を決める前に確認できます。

30秒動画は、店内を一周させない

Googleビジネスプロフィールの動画は、最大30秒、75MBまで、解像度720p以上が公式要件です。

短いからこそ、入口から店内までの動線か、サービス中の手元など、一つの場面に絞ります。

店内を速く一周する動画は情報が多く、画面も揺れやすくなります。

入口を5秒、接客や作業を15秒、仕上がりを10秒ほどに分けると、見る側が状況を追いやすくなります。

音声がなくても内容が分かる構成なら、Googleマップだけでなくショート動画の素材としても使えます。

撮影事例の雰囲気はWorksで確認できます。

公開前と公開後に確認すること

写真と動画を表示するには、ビジネスプロフィールのオーナー確認が必要です。

カバー写真を設定しても、必ず最初に表示されるとは限りません。

アップロード後は、ステータスが公開になっているか、スマートフォンのGoogle検索とマップで確認します。

Googleの案内では、表示まで24時間から48時間ほどかかる場合があります。

お客様やスタッフの顔を載せるときは、掲載先と利用期間を伝えて許可を取ります。

店内の掲示物、顧客情報、車のナンバー、パソコン画面など、意図しない個人情報や機密情報も写り込みやすい部分です。

他者が撮影した写真は、使用許可や著作権を確認してから掲載します。

改装、看板変更、制服変更、主力商品の入れ替えがあったら古い写真を見直します。

写真の掲載だけで順位が上がるとは断定せず、営業時間や住所などの基本情報と一緒に、実際の店舗を正しく伝えることを優先します。

撮影からSNSやホームページへの展開までまとめて整理したい場合は、サービス内容をご覧ください。

よくある質問

スマートフォンだけでも撮れますか。

十分に撮れます。

明るさ、水平、ピントを先に確認し、同じ場面を縦と横で残しておくと転用しやすくなります。

カバー写真は好きな画像に固定できますか。

設定はできますが、Googleは希望した写真が必ず最初に表示されるとは限らないと案内しています。

一枚だけに頼らず、外観や店内など複数の写真を整えておくほうが安全です。

写真は何枚あればよいですか。

業種で必要な場面が違うため、総数だけでは決められません。

まずは外観、入口、店内、仕事中、代表的な商品やサービス、スタッフが確認できる状態を目指します。

参考資料

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